MMM(マーケティングミックスモデリング)
MMM(マーケティングミックスモデリング)は、集計した週次データから、売上をベースラインと各マーケティングチャネルの貢献の合計として説明する統計手法です。
更新日 2026年9月28日
MMMを一文で言えば、売上や注文数といった事業成果を、ベースラインと各マーケティングチャネルの貢献の合計として時系列で説明するモデルです。使うのは集計データです。チャネル別の週次広告費、週次売上、そして価格、販促、季節性など売上を動かす他の要因を用い、個人単位のトラッキングは必要ありません。だからテレビ、ラジオ、屋外広告、新聞・雑誌広告を検索広告やSNS広告と並べて扱うことができ、サードパーティCookieがなくなっても機能します。
この手法は、media mix modeling(メディアミックスモデリング)とも呼ばれます。マーケティングミックスモデルとは、この手法を使い、特定のブランドと期間のデータから推定したモデルです。MMMの仕組みは3つの部品に分けられます。効果の持ち越しを表すアドストック、収穫逓減を表す飽和、そしてチャネルごとの係数です。この3つが組み合わさって、チャネルごとの反応曲線になります。
MMMは予算配分の判断に役立ちます。各チャネルが売上にどれだけ貢献したか、さらに1円を投じたときにどれだけの効果が見込めるかを推定します。個々の顧客やクリエイティブの質は測定できず、MMMだけで因果関係を証明することもできません。だから実験でモデルを較正します。MMM(マーケティングミックスモデリング)とはの解説では、手法、必要なデータ、ベイズ型MMM、較正を詳しく説明しています。